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通販の威力とゆらゆら帝国

誰にでも長年探し続けていて店に行くと真っ先にチェックするブツがあるでしょう。僕にとってはtruth&janeyというバンドのライブ盤がそれで、複数のディスクガイドの「とにかく迫力が圧倒的でハードロックはこれを聴かねば始まらない」みたいな紹介にいてもたってもいられなかった。

でもこれが全然出会わないんですよね。動画サイトにも一曲しかアップされてないし悶々としていたのです。

が、しかし。先日初めてユニオンの通販サイトを覗いてみたら1500円くらいであっさりみつかってしまった。試しに他にも探していたメイ・ブリッツの2in1とかテッド・ニュージェントの2枚組ライブとかも検索してみたら1000円以下であっさり…。今までの時間は一体なんだったのだろうかと嬉しいやら虚しいやら。

今更ながらネット社会の便利さを実感しましたね。

だいたいサイケの名盤とかわざわざ買わなくてもネットで全部聴ける時代なんだからなあ。

まあそんなわけでまとめて全部注文したのですが、5000円以上買うと送料が無料になるというわけで、何気に気になっていたアルバムをもう一枚選んだのが今回話題にするムーヴィング・サイドウォークスというへヴィ・サイケ・バンドです。

ジミヘンも認めたギタリストが在籍。後にZZトップを結成などという話だけ知っていて音も聞かずに買ってしまったわけで、夜寝るときにうかつだったなと後悔したりしたのですが、いざ届いて聴いてみたら、実にいい湯加減のサイケさとへヴィさを備えていて一安心。

アルバムを聴き進めていくうちに、曲調といい歌いっぷりといい、何か聞き覚えがあるなと思い、思い至ったのが、ゆらゆら帝国です。特に歌いっぷり。

このバンドを日本人向けにキャッチーにするとゆらゆらになる。

サイケデリック・ロックとか全然知らない頃にお気に入りのバンドだったゆらゆら帝国。あのころはちょうど昭和歌謡にはまってフリマでドーナツ盤を漁る毎日でありました。

この5,6年は洋楽ばかり聴くようになって、すっかり洋楽の耳になってしまい、邦楽は聴けなくなってしまったが、胸にジーンと迫る経験は正直邦楽の方が多い。やはり日本人にはぴったりくる方程式があるんでしょうな。筒美京平とかたまらなかったわ。老人になったらまた邦楽の耳にしてジーンとしようかな。

そういえばダウンタウン松本人志が紅白に出ていてもおかしくない歌手として竹原ピストルを紹介しているといううわさを聞いた。多分歌詞に反応しているのだろうが、そんなことを言い出したら、友部正人三上寛原マスミも紅白に出ていない。泉谷しげるは出たんだっけ?

ここはひとつ、それこそ竹原ピストルをブレーンにして「人志松本の紅白歌合戦」という番組でも立ち上げてほしい。紅組は浅川マキが死んじゃったのは痛いが。

むかしラジオで「ヒットしないパレード」という番組があったが、あんな感じでほんとにいい邦楽を紹介できればいいのにね。