昔の音楽雑誌が面白い

今年から川崎市民も、膨大な蔵書を誇る横浜の図書館を利用することが出来るようになり、毎週のように通って「あんなのもある、こんなのもある」と嬉しい毎日だったのですが、なんとロッキング・オンミュージックマガジンレコード・コレクターズのバックナンバーが30年分くらい揃っているのを発見しまして、しばらくはこの3誌の読み比べをしようと思い立ちました。

 

1988年からコンプリートみたいなので、まず小手調べに87年の何冊かを借りてきた。

ロッキング・オンが爆発的に売れ始めるのが90年からということらしいので、このころはまだ投稿記事中心の素人っぽい作り。

しかしそれだけにレコード会社とのしがらみが無いのか、ディスク・レビューなどで気に入らないアルバムはもうけちょんけちょんに言いたい放題で痛快。

暗黒の80年代だけあって新譜も今じゃ誰も憶えていないような作品ばかりで、まあいかにもひどそうなので仕方がないのだろうが。

ロッキング・オンはアーティスト自体に物語性があって、入れ込んで語りやすい人達ばかりプッシュしている印象を持った。ミュージックマガジンは冷静に音だけ聴いて判断して幅広く紹介している。と、みせかけてこちらはインテリジェンスのあるアーティストじゃないと取り上げてくれないみたい。帯に短し、なんとやら。

読み物としては、闇雲な熱気が伝わってくるロッキング・オンのほうが楽しくていいかな。

現在、時代はレコードからCDに移行中で、ザ・スミスからジョニー・マーが脱退したところ。リアルタイムではストーン・ローゼス登場までしか音楽雑誌は読んでいなかったので、その後のロックの流れをこの機会にバックナンバー探訪でつかんでしまおう。

 

ちなみにレコード・コレクターズは評価の定まった名盤しか紹介しないので、老い先短いおじさんとしては、この雑誌の情報が一番役に立つかもしれないと思いました。