梟の闇をうかがひつつ食らふ 読初の特急券を栞とす どことなくしゆつとしてをり雪達磨 銭湯の瓶の牛乳日脚伸ぶ 阿弗利加の仮面と向かふ火鉢かな 煮凝や壁に聖句を貼りつけて 冬ごもり積みたる本を積み直し 屋上に煙草吸ひをり文化祭 みざるときまばたきした…
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